ありがとう、が沢山言えた日。

さて、
私は毎月第一火曜日に、恵比寿で色鉛筆画教室を開催しています。

と言っても、元々あった絵画教室の中で色鉛筆画を描きたい人が増えたので、先生が、
「あなた、色鉛筆画は大の得意よね。私の代わりに色鉛筆画の先生をやってちょうだい」
と、私に振ってきたのがそもそもの始まりです。

なので、色鉛筆画の先生と言っても、正式な講師ではなく、助手が担当してるようなものです。

それでも、あれこれと裏技などを駆使して色鉛筆画はこんな風に描けますよ、というデモ的な事が割と好評のようで、昨日(2日)も、無料体験レッスンを申し込まれた方がとても興味をもたれ、有り難い事に来年1月の回から通われる事になりました。

この不況下、絵を習おうという人は少ない状況ですが、興味を持って下さる人が1人でもいる限り、続けて行こうと思っております。



絵画教室を終え、身体のメンテナンスの為に池袋の整体院に寄り、その後、コーヒー豆やベーグルなどを買って駅に向かいました。

たまに都会に出るとくたびれます。
その日は全席指定の特急レッドアロー号で帰ろうと思い、切符売り場に並びました。
残席表示は「まもなく満席」
まぁ何とか買えそうだな、と思って列の最後尾に着くと、黒いコートを着た若い女性が近づいて来ました。
そして、私の傍らに立ち、こう言うのです。

「すみませんが、この切符、使ってもらえますか?」

見ると・・・なんと!!今まさに私が買おうとしていた特急券ですよ!
思わず彼女の顔を二度見しましたよ(笑)
「え・・・い、いいんですか??」私は呆気に取られて彼女に問いました。
彼女は「私、普通電車に乗って帰りますので、これ、使って下さい」と言って、私にその切符を握らせ、笑顔でお辞儀をすると、急行電車が停まっている7番ホームに向けて走り出しました。

私は呆然としつつ、走り去る彼女の背に向かって、
「ありがとうございました!!お気を付けて!!」と叫びました。

彼女はちらりとコチラを見て、軽く会釈を返してきました。
すらりとした、笑顔の美しい女性でした。

なんというタナボタ!

私は、名前も知らぬ彼女にこれからも沢山の幸せが舞い込むように、祈りました。
幸多かれ、と願いました。

他人に親切にする・されるって、本当に幸せな気分に包まれます。
人の役に立てたと思えるのは、自分本位で生きてるよりも幸福感が強い。

ああ。世の中捨てたもんじゃないねえ・*:.。☆..。.(´∀`人)

幸せな気分の私は、発車時間まで未だ時間があるので、切符売り場の向かいにリニューアルオープンしたドトールコーヒーに立ち寄りました。

そう言えば、お昼を食べずに色鉛筆画教室を始めちゃったんだっけ。
急にお腹が空いてきました。

私はレタスドッグとコーヒーをオーダーし、喫茶コーナーでそれを食べる事にしました。
イスに座り、ほんわかとした気持ちで軽い晩ご飯を頬張りながら、

今日は良い1日だったなー、と思い返していました。

食べ終えた私は、向かいの切符売り場に戻り、その隣の特急改札口を抜けてレッドアロー号に乗車しました。





荷物がない事に気づいたのは、飯能駅に着いてからの事でした。


ショルダーバッグに画材バッグ、そして、ベーグルの入った袋・・・・は持っている。
あれ・・・?なんか足りない・・・



あーーーーーーーーーっっっっ!Σ( ̄ロ ̄lll)

そうです。
私は駅に向かう前に、カルディコーヒーファームに寄り、コーヒー豆を買ったのです!!

ど、どこに置き忘れた・・・??・・・思い出せ、思い出せ・・・・・



(O◇Olll)がーん
ドトールじゃん!!!!

席について、テーブル下の棚に置いて、忘れてきた!!

あああああああああああああ!!!!やってもーた!!!

どうしよう。
うーーーーーーー・・・・・

飯能駅まで迎えに来てくれた加とさんに、事の顛末を話したら、

「ドトールに電話してみたら?もしかしたらあるかもしれないよ。無ければ仕方ないよ。縁が無かったんだよ。また買えばいいさ」

と、穏やかなもんです。

「電話して確かめるか。電話しないでもう諦めるか。ちーちゃん次第だよ」

とりあえず、電話してみる事にしました。

今はホントに便利ですよね。タブレットで「ドトール 池袋」で検索すればズラッと出てくるから店舗名ですぐにヒットします。

番号をダイヤルしました。
呼び出し音が鳴っています。

(あったとしても、これからまた池袋まで取りに行けないよなあ・・・どうしよう・・・)

呼び出し音は10数回鳴ったのち、若い女性の声が聞こえました。

「あ、あの、先ほどですね、お食事をしたものなのですが、喫茶コーナーに荷物を忘れてきてしまいました・・・」

「はい、どの様なお荷物ですか?」

「あの、コーヒー豆でして、カルディコーヒーの白いレジ袋です」

「はい、それでしたらお預かりしていますよ」


あったよ!!あった!!(≧∇≦)キャー♪

若い女性スタッフは続けます。
「何時頃、お引き取りに見えられますか?」

う。・・・今日は無理・・・・

「あの、それが遠方に住んでおりまして、今日はもう地元に戻って来てしまったのです。なので、池袋には来週の8日、月曜日に行きますので、その時にお伺いして引き取る事になってしまうのですが・・・」

「はい、解りました。それでは8日までお預かりさせて頂きますね♪」
淀みなく答える女性スタッフ。

「もっ申し訳ございません!!ありがとうございますっ!それでは8日に伺いますのでよろしくお願いいたします!!!」

「はい、お待ちしております♪」


いやはや・・・電話して良かった・・・誰にも持って行かれずに残ってたのね。
誰か他のお客さんがカウンターに届けてくれたのかな。
というか、改札横のドトールだと、多分乗客が時間調整で寄って、荷物を忘れるケースが多いんだろうなあ。
女性スタッフがごく普通に応対してくれたもんなあ・・・

ありがたい事です。ホント、ありがたい。

どんより凹みましたが、ドトールさんの気配りで心が救われました。

ありがとう。ありがとう。

スタバの方が寄る事多かったけど、今度からドトールさん贔屓になりますっ(笑)

絵の教室から、見知らぬ女性から、ドトールさんの対応から、

有り難い気持ちを沢山頂きました。
そしてそれは、幸せな気持ちを生み出します。

そんな感情が沢山積み重なって、人は現実を幸せなものにしていくのでしょうね。

瞑想伝授から10日。
なんだか、毎日がちょっとずつですが、変わって行ってる気がします。

ありがとう。

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